この半年あまりは、BlueBlueのマンスリーライブや出張ライブ、プライベートコンサートなどを行ってきましたが、2023年８月11日に大きな試みをしました。
バレエダンサーで舞踏家のSinobuさん、書家の若林英子さん、そして、BlueBlueでいつもクラシックギターを奏でているSeigoさんと私Katsura。
舞・書・歌・奏のコラボレーションという初めての取り組みは、実は今から三年ほど前からの計画でした。コロナ禍の波に呑み込まれ、一度冷凍保存させていましたが、４人のタイミングが今だということで、春から打ち合わせや舞台作りを進めてきました。
会場は、入間市の武蔵藤沢駅前にある武蔵ホール。高い天井に歌声が響き渡り、大きな書のパフォーマンスを２階席から眺めることのできる最高のロケーションでした。
まるで星から舞い降りた妖精のようなSinobuさんは自由に舞い踊り、最後は龍と化していきました。英子さんも実に伸び伸びと大筆を打ち下ろし、体全体が筆の如く天からの啓示を地に書き下ろしているようでした。その舞台の空気をフワーッと漂わせたのがギターと歌の音作りであったと思います。
４人それぞれの表現が響き合うコラボレーションステージは、満席の会場のお客様とエネルギーを一体として感じられた体験でした。
